香典の書き方、包み方、包む金額など
香典の書き方はそれぞれの宗派により表書きには違いがありますが、一般的には表書きに御霊前と書きます。
宗教や宗派により違いがあるのが香典袋の表書きではあるものの、あらゆる宗派に使えるのはご香典ですから、相手の宗教が不明な時には御霊前にしておけばまず失敗はありません。
浄土真宗においては御仏前を使いますが、ほとんどの仏教宗派では御霊前で問題はないです。
御香典や御香料も、ほぼすべての仏教宗派で使用できます。
御玉串料や御榊料に御神饌料、ほかにも御神前料や御霊前と書くのは神式です。
キリスト教やあるいは無宗教の場合は、表書きとしてお花料と書きます。
香典袋には表書きだけではなく、内袋の表記もありますので書き方を知っておくことです。
表書きは水引きの中に、表書きよりも少し小さな文字で下には名前をフルネームで書きます。
内袋には香典の金額を書きますので、表にいくらかを書いて、裏には住所と氏名を記載することです。
硬筆で描くのは特に失礼にあたりませんが、読める文字で書くことは大事であり、慣れているなら毛筆で書くようにします。
不祝儀袋への包み方は直接お札を包むことはしないで、必ず中袋に必要金額を入れてから、外包みの外袋に入れることです。
香典の包む金額は親族であれば1万円から2万円ほど、親しい友人や知人は1万円から3万円くらい、一般的なお付き合いの関係であれば3千円から1万円を目安にします。
法要後に用意されている楷書へ出席する場合は、包む金額はもう少し多くなるので注意です。